先日講習会に出席しました。
まず、実技です。
心肺機能を高める目的で
健康な方は、1日1回くらい、
心臓がバクバクする、息の上がるような動きを行う事は、
やはりとても必要、との事。
“アイソトニック” の動き
普段のレッスンでの、
静かに集中しながら、呼吸と動きをゆっくりと同調させてゆく、
の時間は、大切にしつつ、
その流れの中で、
ピリッとスパイスのような、
“アイソトニック”は、
ヴァ―ユのレッスンでも、
毎回ではありませんが、
アーサナの流れで必要と感じた時、
取り入れるようにしています。
キツく感じる場合もありますが、
その後の
弛緩や身体の流れを、より感じられる気がします。
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そして、
次は、古い教典の解説の時間。
その中で、印象に残ったものがありました。
人は、過去の実体のある経験、
または、実体の無いものまでも、
時として苦しみ、その後の人生にも大きく影響を及ぼしてしまう、
という話。
小さい頃からの感情、
例えば、自分はどうせこんな人間・・。
幼い頃の親からの愛情も乏しかった。
どうせ自分は・・・。
といった、ある種トラウマのような感情、
事実とは違うかもしれない感情の積み重ねは、自覚はなくても、誰にでも少なからずあるという。
実際は、自分で作り上げた妄想みたいなものだったとしたら、
これまで、時々その感情で苦しんできた時間は、一体何だったのか。
自分の事を大げさに“可愛そうな人”に
してしまってはいなかったか。
そんなことを、
じっと振り返ってみると、
繰り返し、無になって自分の心の中を見つめてみると、
ある時、
ハッと気づく時があり、
もしかしたら、それは自分が作り上げてしまった幻のようなものだったのかも。
自分を小さな人間にしてしまっていたのは自分自身。
本当の自分は、もっと大らかで、
愛情に溢れ、
努力をして、
才能も可能性も広がってゆく・・。
それに気づいたとき成長がある、というのです。
つまり、
心(過去の記憶)を
健やかなものにする、
それが、ヨーガではないでしょうか。
と、結んでいらっしゃいました。
数千年前の先人の方々は、
このような事を悟り、伝え、
後世に残そうと考えられるなんて、
凄い事・・。
とつくづく感じた1日でした。
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