瞳の動きは、
自律神経と密接に関連しているそうです。
(自律神経、またまた登場です!)
目を開くときは交換神経が優位に働き、
目を閉じると、副交感神経が優位に働いている、
それは明らかなのだそうです。
自律神経の乱れのひとつに、
瞳の大きさ、左右の偏り、眼精疲労、など
大きく関わっているといわれます。
綺麗な景色を見る目は、
確かに心安らぐ時間ではありますが、
スマホをはじめ、
つい、目を酷使しがちな私達は、
日常生活の中において、
目を開いたとたんに、
様々な情報が否応なしに入り、
心を乱す要因にもなりうる、
というわけです。
サークルヴァーユでは、
軽く目を閉じて、
レッスンをおこなっています、
周りのことは気にせず、
自分自身に集中・・を目指しています。
目を閉じることに不安を感じられる方は、
強制するものではありませんが、
軽く目を閉じてポーズをとり、
呼吸を深める方が、
より深く自分に集中出来、
より気づきも多く感じられる、
そのことを年月とともに、実感しています。
先日閉幕を迎えた、
パリパラリンピックの選手の皆さんは、
たくさんの競技で、
大きな活躍を残され、
胸いっぱいの感動をいただきましたが、
特に、ご自身9個目のメダルで、
今回も2個の金メダルを獲得された
全盲の水泳、木村敬一選手は、
記事によると、
身体と心を整える力が、
際立っていらっしゃるのだそうです。
素晴らしいですね。
「目がご不自由な中、頑張られましたね。」
との記者の問いに、
「見えない世界しか知らないので、
これが自分の当たり前です。」
と、答えられたそうです。
彼の目の奥には、
私達の知らない、
とても広い粛然たる世界が、
広がっているのかもしれません。
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